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外構の塗り壁の種類をご紹介!
庭のある家に住んでおり、外構の塗り壁にこだわりたい、個性的なデザインで理想の庭を実現したいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、外構塗り壁のデザインパターンを4つ紹介し、それぞれの特徴やイメージを具体的に解説することで、あなたの理想の庭を実現するためのヒントを提供します。
□外構工事とは
外構工事とは、建物の周囲に設置される門や塀、駐車場などを作る工事のことです。
建物の内装を「インテリア」と呼ぶのに対し、建物の外部の装飾や構造物を「エクステリア」と呼びます。
建物の建築といえば、建物そのものやその内装(インテリア)に注目が集まりがちですが、実は外構工事も非常に重要です。
通常、建物が完成してから外構工事を行いますが、外構が整っていないと、立派な建物でもどこか寂しい印象を与えてしまいます。
外構には以下の役割があります。
1. 敷地の境界の役割
塀やフェンスを敷地の境界に設置することで、隣家との境界を明確にします。
2. プライバシーの保護
塀やフェンス、植え込みを設置することで、外部からの視線を遮り、建物内部のプライバシーを守ります。
3. 防犯
塀や門扉があることで、心理的に内部に入りづらくなり、防犯の効果も期待できます。
□外構の塗り壁の種類
外構の塗り壁は、デザインの幅が広く、家の雰囲気や好みによって様々なパターンを選択できます。
この記事では、代表的な4つのパターンを紹介し、それぞれのイメージや特徴を解説します。
1: ローラー塗装
ローラー塗装は、外壁塗装や塀壁の塗装で比較的見られる手法です。
飛び散りが少なく塗料に無駄がないことから、最近の主流な塗り方の一つとなっています。
塗り方はシンプルで、塗料のついたローラーを全体に塗りつけるのみです。
均一に塗り付けることができるので、どちらかというと、塗料の色でデザインが大きく差が出ます。
スタイリッシュモダンな雰囲気のお庭からカジュアルなお庭まで幅広く利用できます。
2: コテ引き仕上げ
コテ引き仕上げは、少しカジュアルな印象を与えたい時に最適です。
自然な横のラインが温かい陰影を浮かび上がらせます。
色は白でもいいですが、クリームや少し赤みがかった明るい色の組み合わせがおすすめです。
横のラインの塗り壁は他にも「櫛引仕上げ」や「刷毛引き仕上げ」など道具でも変化を出せます。
和風、洋風どちらにもなじむコテ引き仕上げは、主張しすぎないデザインの外観にぴったりのパターンです。
3: ストーム仕上げ
力強さを感じさせるランダム模様のストーム仕上げは、塗装剤を厚めにランダムに塗ることで、深い陰影と決して均一にならない美しい模様が浮かび上がります。
白の壁にレンガをアクセントにすることで、ヨーロッパの田舎町を彷彿とさせるような温か
みあるデザインに仕上がります。
色は白からクリーム、ベージュなど明るめの色がおすすめです。
昔ながらの温かい雰囲気がお好きな方はぜひご検討ください。
4: スパニッシュ仕上げ
ランダムに左右斜め、まるで波のように塗っていくのがスパニッシュ仕上げです。
優しい印象の模様は、曲線を取り入れたお庭づくりに最適です。
ランダム模様としては他に、コテの角ばった部分を直線的に凹凸がはっきりするように模様付ける「スパニッシュ」や扇形が並ぶような「扇仕上げ」など直線、曲線様々なデザインがあります。
□まとめ
外構の塗り壁は、デザインの幅が広く、家の雰囲気や好みによって様々なパターンを選択できます。
ローラー塗装、コテ引き仕上げ、ストーム仕上げ、スパニッシュ仕上げなど、それぞれの塗り方によって異なる雰囲気を出せます。
この記事で紹介した4つのパターンを参考に、あなただけの理想の庭を実現してみてください。