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換気の種類とは?第一種から第三種まで用途別にご紹介

高気密住宅は、断熱性が高く、光熱費削減や快適な室温を保つのに効果的ですが、室内の空気を外に逃がしにくいため、換気が重要になります。
そのため、換気システムの種類や選び方について詳しく知りたい方も多いのではないでしょうか。
この記事では、換気システムの種類である第一種換気、第二種換気、第三種換気のメリット・デメリットを解説します。

□24時間換気システムはなぜ必要?

高気密住宅では、窓やドアを閉め切った状態でも、室内の空気が外に逃げる量が少なくなり、自然換気が難しくなります。
そのため、機械による強制換気である24時間換気システムが必要になります。
24時間換気システムは、常に新鮮な空気を室内に取り込み、汚れた空気を排出することで、室内の空気環境を改善する役割を担います。
換気システムには、大きく分けて第一種換気、第二種換気、第三種換気があり、それぞれ特徴が異なります。

1: 自然換気では不十分な理由

自然換気は、窓やドアを開けて空気を入れ替える方法ですが、高気密住宅では、窓やドアを閉め切った状態でも、室内の空気が外に逃げる量が少なくなり、自然換気が難しくなります。
また、自然換気は、風向きや気温などの影響を受けやすく、常に一定の換気量を確保することが難しいです。

2: 24時間換気システムの必要性

高気密住宅では、自然換気が難しいため、機械による強制換気である24時間換気システムが必要になります。
24時間換気システムは、常に新鮮な空気を室内に取り込み、汚れた空気を排出することで、室内の空気環境を改善する役割を担います。

3: 24時間換気システムの種類

24時間換気システムは、第一種換気、第二種換気、第三種換気という3つの種類があります。
それぞれの換気システムには、メリット・デメリットがあり、住宅の構造や用途に合わせて適切なシステムを選ぶ必要があります。

 

□第一種換気、第二種換気、第三種換気とは?

第一種換気、第二種換気、第三種換気は、それぞれ給気と排気の方法が異なります。

1: 第一種換気

第一種換気は、給気と排気の両方を機械で行う最も一般的な換気システムです。
給気ファンと排気ファンをそれぞれ設置し、機械的に空気を送り込み、排出します。
第一種換気は、換気量を調整することができ、常に一定の換気量を確保することができます。
また、給気口と排気口を適切に設置することで、室内の空気の流れをコントロールすることも可能です。

2: 第二種換気

第二種換気は、給気を機械で行い、排気を自然に行う換気システムです。
給気ファンで新鮮な空気を室内に取り込み、排気は窓や換気扇などを利用して行います。
第二種換気は、第一種換気に比べて、初期費用が安く、設置が比較的簡単です。
しかし、排気を自然に頼るため、換気量が不安定になる場合もあります。

3: 第三種換気

第三種換気は、排気を機械で行い、給気を自然に行う換気システムです。
排気ファンで室内の空気を強制的に排出することで、自然に新鮮な空気を室内に取り込みます。
第三種換気は、第二種換気と同様に、初期費用が安く、設置が比較的簡単です。
しかし、給気が自然に頼るため、換気量が不安定になる場合や、外気の影響を受けやすいというデメリットがあります。

 

□まとめ

この記事では、24時間換気システムの種類と選び方について解説しました。
高気密住宅では、自然換気が難しいため、機械による強制換気である24時間換気システムが必要になります。
24時間換気システムには、第一種換気、第二種換気、第三種換気があり、それぞれのシステムにはメリット・デメリットがあります。
住宅の構造や用途に合わせて適切なシステムを選ぶようにしましょう。