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リビングに吹き抜けのある家とは?メリットとデメリットと暮らしの工夫を解説

リビング吹き抜けのある家、憧れますよね。
開放的で明るい空間は、家族みんなが心地よく過ごせる理想の空間を実現してくれるでしょう。
しかし、実際に吹き抜けリビングを採用するとなると、メリットだけでなく、デメリットも理解しておく必要があります。
そこで、この記事ではリビングに吹き抜けを設ける場合について解説していきます。

リビング吹き抜けのメリットとデメリット

吹き抜けリビングは、空間の広がりを生み出すことで、開放感あふれる明るいリビングを実現できます。
また、上下階とのつながりを感じられるため、家族間のコミュニケーションを円滑にする効果も期待できます。

1:開放感あふれる明るいリビング空間

吹き抜けによって天井が高くなり、視覚的に広がりを感じることができます。
大きな窓から陽光が差し込み、リビング全体を明るく照らしてくれるため、開放的で気持ちの良い空間になります。

2:家族間のコミュニケーションを促進

吹き抜けリビングは、1階と2階がつながっているため、上下階にいる家族の声が聞こえやすくなります。
そのため、自然と会話が増え、家族間のコミュニケーションが促進されます。
また、リビング階段を設けることで、2階へ移動する際にリビングにいる家族と顔を合わせることが増え、さらにコミュニケーションの機会が増えるでしょう。

3:家族の気配を感じられる温かい空間

吹き抜けリビングは、2階にいる家族の気配を感じることができるため、家族のつながりを強く感じられる空間になります。
例えば、2階で勉強している子どもの様子をリビングから見守ったり、夕食の準備をしているお母さんの様子を2階から見ることができたりと、家族の温かい気配を感じることができます。

4:室内の温度を一定に保ちやすい

吹き抜けリビングは、空間がつながっているため、温度差が生まれにくく、室内の温度を一定に保ちやすくなります。
夏は涼しく、冬は暖かく、快適な空間を実現できます。

5:デメリット:夏は暑く、冬は寒くなる可能性

吹き抜けリビングは、開放的な空間である反面、夏は暑く、冬は寒くなる可能性も懸念されます。
特に、日本の夏の強い日差しは、吹き抜けリビングに熱気を帯びさせやすく、冷房効率を下げてしまう可能性があります。
また、冬は暖房効率が下がり、暖房費が高くなる可能性も考えられます。

6:デメリット:窓の外の環境に左右される

吹き抜けに大きな窓を採用する場合、窓の外側に何があるかによって、採光やプライバシーに影響が出ることがあります。
例えば、窓の向こうに隣家の窓がある場合、家の中が丸見えになってしまう可能性があります。
また、吹き抜けの窓から外を見下ろすことができる場合、プライバシーの確保が難しい場合があります。

7:デメリット:メンテナンスの難しさ

吹き抜けリビングは、天井が高いため、照明器具の交換やシーリングファンのお手入れなど、メンテナンスが難しい場合があります。
特に、高所作業が必要となる場合は、専門会社に依頼する必要があるため、費用がかかる可能性があります。

 

 

吹き抜けリビングを快適に楽しむための工夫

吹き抜けリビングのデメリットを解消し、快適な空間を実現するためには、いくつかの工夫が必要です。

1:断熱・遮熱対策

夏は、断熱効果の高い窓ガラスや遮熱フィルムを、冬は断熱材をしっかりと施工することで、室温を快適に保つことができます。
また、窓の外側に庇やグリーンカーテンを設置することで、日差しを遮り、室温の上昇を抑える効果が期待できます。

2:適切な照明計画

吹き抜けリビングは、天井が高いため、適切な照明計画が重要です。
照明器具の種類や配置を工夫することで、明るさや雰囲気を調整することができます。
例えば、ダウンライトや間接照明を組み合わせることで、リビング全体を明るく照らしつつ、落ち着いた雰囲気を演出できます。

3:換気対策

吹き抜けリビングは、開放的な空間であるため、適切な換気が重要です。
窓を開けて自然換気を行うだけでなく、換気扇や空気清浄機などを設置することで、室内の空気を常に新鮮に保つことができます。

4:インテリアコーディネート

吹き抜けリビングの空間を最大限に活かすためには、インテリアコーディネートも重要です。
家具の配置や色使いを工夫することで、広がりを感じさせたり、空間のアクセントをつけたりすることができます。
例えば、吹き抜け部分に観葉植物を置くことで、空間を緑で彩り、リラックス効果を高めることができます。

5:吹き抜け空間の活用方法

吹き抜け空間は、リビングの延長としてだけでなく、さまざまな用途に活用することができます。
例えば、書斎スペースやロフトスペースとして利用したり、趣味を楽しむための空間として利用したりすることもできます。

 

まとめ

吹き抜けリビングは、開放的で明るい空間を実現できる魅力的な空間ですが、夏は暑く、冬は寒くなる可能性や、メンテナンスの難しさなど、注意すべき点もいくつかあります。
しかし、適切な対策を講じることで、これらのデメリットを解消し、快適な吹き抜けリビングを実現することができます。
この記事では、吹き抜けリビングを採用する際のメリットとデメリット、そして快適に楽しむための工夫について解説しました。
ぜひ、この記事を参考にして、後悔のない家づくりを実現してください。