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枠組壁工法とはどんな家?メリット・デメリットも解説!

家を建てることは、人生において大きな決断の一つです。
夢のマイホームを建てるにあたって、様々な選択肢がある中で、工法選びは特に頭を悩ませるポイントではないでしょうか。
「枠組壁工法」という言葉を耳にしたことがある方もいるかもしれません。
「ツーバイフォー工法」と呼ばれることもあるこの工法は、近年注目を集めており、多くの住宅で採用されています。
しかし、実際にどんな特徴があるのか、メリット・デメリットは。と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、枠組壁法の基礎知識からメリット・デメリットまで詳しく解説していきます。
家を建てることを検討している方はもちろん、家づくりに興味がある方も、ぜひ最後まで読んでみてください。

枠組壁工法とは?

枠組壁工法は、木造住宅の工法の一つで、ツーバイフォー工法とも呼ばれます。
木材で作った枠に構造用合板などを組み合わせて壁を作る工法です。
枠組壁工法は、アメリカで生まれた工法ですが、1974年に当時の建設省に認可されて、日本でも自由に建築できるようになりました。

1: 枠組壁工法の特徴

枠組壁工法は、木材の枠組みを組み、そこに構造用合板などのパネルを張ることで、壁、床、天井を作っていく工法です。

2: 枠組壁工法の仕組み

枠組壁工法では、2インチ×4インチの規格材(ツーバイフォー材)を柱や梁として使用し、構造用合板を張ることで壁を作ります。

3: 枠組壁工法の種類

枠組壁工法には、大きく分けて「在来工法」と「ツーバイフォー工法」の2種類があります。
・在来工法は、日本の伝統的な木造建築で用いられてきた工法です。
・ツーバイフォー工法は、アメリカで生まれた工法で、規格化された木材を使用し、壁を面で構成することで、強度と気密性を高めた工法です。

 

枠組壁工法のメリット・デメリット

枠組壁工法は、耐震性や耐風性、気密性、短工期などのメリットがある一方、開口部を大きくできない、湿度が高くなりがち、間取りの自由度が低いなどのデメリットもあります。

1: メリット

*耐震性・耐風性に優れている
枠組壁工法は、壁全体が面で構成されているため、地震や台風などの揺れに対して強い構造となっています。
構造用合板を張ることで、壁の剛性が高くなり、地震や風圧に強く、変形しにくい構造となります。

*気密性が高い
枠組壁工法は、壁や床、天井を面で構成するため、隙間が少なく、気密性が高いという特徴があります。
気密性が高いことで、室内の温度を安定させ、冷暖房効率が向上し、省エネ効果も期待できます。

*断熱性が高い
枠組壁工法は、壁の中に断熱材を充填することができるため、断熱性が高いという特徴があります。
断熱性が高いことで、冬は暖かく、夏は涼しい快適な室内環境を実現できます。

*工期が短い
枠組壁工法は、規格化された部材を使用するため、工期が短くなる傾向があります。
短工期で家づくりを進めることができるのは、忙しい現代人には大きなメリットと言えるでしょう。

*コストが抑えられる
枠組壁工法は、規格化された部材を使用するため、材料費を抑えることができます。
また、工期が短縮されることで、人件費も削減できます。

2: デメリット

*開口部を大きくできない
枠組壁工法は、壁を面で構成するため、開口部を大きく作るのが難しいというデメリットがあります。
大きな窓や玄関などを希望する場合は、事前に設計段階でしっかりと検討する必要があります。

*湿度が高くなりがち
枠組壁工法は、気密性が高い反面、湿気がこもりやすく、カビが発生しやすいというデメリットがあります。
適切な換気を行い、湿度対策を行うことが重要です。

*間取りの自由度が低い
枠組壁工法は、規格化された部材を使用するため、間取りの自由度が低いというデメリットがあります。
間取りを変更したい場合は、事前に設計段階でしっかりと検討する必要があります。

まとめ

枠組壁工法は、耐震性や耐風性、気密性、断熱性、工期が短いなどのメリットがある一方、開口部を大きくできない、湿度が高くなりがち、間取りの自由度が低いなどのデメリットもあります。
枠組壁工法を採用するかどうかは、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で、自分のライフスタイルや予算、希望する家のイメージなどを総合的に判断する必要があります。
この記事が、枠組壁工法について理解を深め、家づくりの判断材料の一つとなることを願っています。