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木造住宅の構造に多い木造壁式工法と木造軸組工法のメリットとデメリットとは?

新築やリノベーションを考えている方が、家を建てる際に最も重要な選択の一つが建築方法です。
耐久性やコスト、施工期間のバランスを考えながら、どの建築方法が最適かを選ぶ必要があります。

この記事では、木造壁式工法と木造軸組立工法のメリットとデメリットを解説しますので、どちらの方法がご自身のニーズに合っているかの判断材料にしてくださいね。

 

□住宅の構造に多い木造壁式工法のメリットとデメリット

 

木造壁式工法は、日本の住宅建築において一般的に利用されている方法の一つです。
以下、この工法の主なメリットとデメリットを掘り下げていきます。

 

*メリット

 

1:耐風性・耐震性が高い

木造壁式工法は、壁自体が建物の構造を支えるため、台風や地震などの自然災害に強い特性があります。

2:短工期で家が建てられる

この工法では、事前に加工された建材を使用するため、現場での作業が少なく、比較的短期間で建築を完了できます。

3:気密性・断熱性が高い

壁面が密接に組み立てられることから、隙間が少なく、高い気密性・断熱性を実現します。

 

*デメリット

 

1:間取りの自由度が低い

壁が構造体を支えるため、大きな開口部を設けることが難しく、間取りの自由度が制限されます。

2:湿度管理が必要

気密性が高いため、内部の湿度が高まりやすく、結露やカビの対策が必要になります。

 

 

 

□木造軸組工法のメリットとデメリット

 

木造軸組工法は、柱や梁を主体とする伝統的な日本の建築スタイルです。
まずはこの工法のメリットをご紹介します。

1:間取りの自由度が高い

柱と梁で支えられるため、壁の位置を自由に設定でき、多様な間取りが可能です。

2:リフォームがしやすい

構造壁が少ないため、後からの間取り変更や増改築がしやすいのが特長です。

3:多くの施工業者が対応可能

伝統的な工法であるため、施工を手掛けられる業者が多く、施工の品質やサポートなどの選択肢が広がります。

次に、デメリットをご紹介します。

1:施工期間が長い

現場での作業が多くなるため、工期が長くなりがちです。

2:質に差が出やすい

大工の技術に左右されやすいため、施工の質にばらつきが出ることがあります。

 

 

 

□まとめ

 

木造壁式工法と木造軸組工法、それぞれにはメリットとデメリットがあります。
耐震性や施工速度を重視するなら壁式工法が、間取りの自由度や将来のリフォームを考えるなら軸組工法がおすすめです。

皆さんのライフスタイルや将来の計画に合わせて、最適な建築方法を選んでくださいね。